inoueshigeyoshi
著者岡 文正
発行2002年5月
定価1300円(税抜き)
仕様四六判/並製/200頁
ISBN978-4-88588-043-8
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愚将・井上成美

日本の敗因を探る

  

【内容】
艦隊司令長官、海軍兵学校校長、海軍次官、海軍大将へと上りつめた人物。反戦思想の持ち主、海軍の知性といわれていた井上成美。著者はその彼をあえて愚将と呼ぶ。その理由は、第二次世界大戦初期の段階で二つの大きなミスを犯したこと。一つは、ポートモレスビー攻略を遂行できず中止。二つ目、戦略上重要な位置での飛行場を設置できず、ミッドウェイ作戦を失敗に終わらせた。そのためその後の戦いに大きな影響を与えた。第四艦隊司令長官の地位一年間で、彼の怠慢、采配ミスで幾百人の若き兵士を死に追いやった。戦闘編と内地編に分けて論証する。
 
【目次】
戦闘編(第四艦隊司令長官時代)
序説
ウエーキ島攻略
米空母のマーシャル来襲
MO攻略作戦(珊瑚海海戦)
結び
内地編
省部事務互渉規定改訂問題
日中戦争『二・二六事件』
三国同盟
日米交渉
新軍備計画論
海軍兵学校校長
海軍次官(終戦工作)
終戦への道(一部推論を交える)
付記 日米戦争に至る経緯