ookami
著者ジェラール・メナトリー
訳者高橋正男
発行1998年4月
定価2400円(税抜き)
仕様A5判/上製/286頁
ISBN978-4-88588-040-7
品切れ 重版未定

オオカミ

神話から現実へ

  

日本図書館協会選定図書
 
【内容】
人食い、悪魔の手先、狂犬病の伝播者、家畜の殺戮者、あらゆる汚名を着せられて中世ヨーロッパを不安に陥れ、恐れられ、怒りの対象になったオオカミは、今でもその影を残して評判が悪い。そんなオオカミを身近に見てきた著者は、オオカミの行動や習性などから歴史や伝説、事件のニュースなどを検証し、それらはいわれのない誤解からきていることを明らかにしていく。 著者はフランス南部のジェヴォーダンにオオカミ公園を設立し、半野生のオオカミを長年にわたって飼い育ててきた。卓越した知見とオオカミへの愛情はこうした経験に裏打ちされている。ちなみに本書に出てくるビエロ、ツンドラ、タイガなどは著者が飼い育てたオオカミ。
 
【目次】
第1章 オオカミの素顔
第2章 恐怖の時代
第3章 ジェヴォーダンのベートはオオカミではなかった
第4章 オオカミの個体群
第5章 オオカミが攻撃するとき
第6章 オオカミ退治の方法
第7章 オオカミと人間の関係
第8章 オオカミ少年とオオカミ人間
第9章 オオカミとイヌ
第10章 ビエロとツンドラ
第11章 タイガの物語
第12章 オタン、ガボール、イロンカ、そして他のオオカミたち
第13章 オオカミと家畜
第14章 オオカミとカリブー
第15章 オオカミとヘラジカ
第16章 オオカミと他の獲物
第17章 オオカミのクラン生活
第18章 オオカミの未来
第19章 オオカミと文芸