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著者グリゴリー・オステル
訳者毛利公美
発行2013年1月31日
定価1900 円(税抜き)
仕様四六判変形/並製/304頁
ISBN978-4-88588-079-7
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いろいろのはなし

はじめて出逢う世界のおはなし―ロシア編

ポストモダン? ハイパーテクスト?    たのしくって、へんてこりんなオステルの世界

  

おはなしがおはなしを生み、
そのおはなしからまた別のおはなしが……
たのしくこんがらがったおはなしのしりとり。
そしてどのおはなしもめっぽう面白い! 
大人も子供もたのしめる、心も頭もあたたまる最高の童話。
(柴田元幸氏による推薦文より)


【あらすじ】
閉園後の遊園地で、メリーゴーランドの7頭の馬たちは今夜も園長さんにお話をねだる。知っている話をぜんぶ話してしまった園長さんは、「最後のお話」を語りはじめるのだが、ただ静かに話を聞いている馬たちではなかった。いつしかお話は42話にまでふくれあがり…。
片づけが大の苦手な詩人パンプーシキン、不良ヤギのマトヴェイに一目ぼれして駆け落ちする乙女羊ビャーシャ、電気頭脳をもったバイクと抜群の推理力で悪者を追いつめる警官イワン、いろんなものに間違えられながら逃げまわる猫のアクシーニャなど――おちゃめな登場人物や動物たちであふれかえる。


【著者紹介】
グリゴリー・オステル
1947年、旧ソ連オデッサ(現ウクライナ)生まれ。ゴーリキー文学大学卒業。ソ連時代はアニメのシナリオなどを数多く手がけ、ペレストロイカ後は教科書シリーズなど既存のジャンルのパロディ作品を次々に発表し、絶大な人気を誇る。2002年ロシア連邦国家賞受賞、ロシア連邦功労芸術家。2012年にはすぐれた児童文学作家に与えられるチュコフスキー賞を受賞。現代ロシアでもっとも読まれている児童文学作家の一人である。

【訳者紹介】
毛利公美
1969年、東京生まれ。東京外国語大学ロシヤ語学科卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程修了。主な共訳書にナボコフ『ナボコフ全短編』(作品社)、アクーニン『アキレス将軍暗殺事件』(岩波書店)、訳書に『細菌ペーチカ』(東宣出版)など。