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著者グリゴリー・オステル
ワレーリー・ドミトリューク
訳者毛利公美
発行2011年2月15日
定価1600円(税抜き)
仕様B5変型判/上製/オールカラー/36頁
ISBN978-4-88588-070-4
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細菌ペーチカ 上

ペーチカが日本にやってきた!

  

【内容】
ちっちゃなちっちゃな細菌の男の子ペーチカは、しずくの中に住んでいます。そんなペーチカがある日、研究所に粒子を探しに行くことになりました。さあ、粒子を見つけることができるでしょうか…など、6話収録。
ペーチカのまわりで巻き起こるゆかいなお話が全12話(上・下巻)。現代ロシア児童文学の第一人者グリゴリー・オステルの本邦初作品!
 
【著者紹介】
作/グリゴリー・オステル
1947年オデッサ(ウクライナ)生まれ。ゴーリキー文学大学卒業。風刺精神にあふれ、それまでの「良い子を描く児童文学」という常識をくつがえした『悪い子のすすめ』シリーズ(1990年)は、自由化が進むソ連末期の時代の要請とマッチして大ヒットし、いまでは新しい児童文学のジャンルと言われるまでになっている。その他の作品に算数の文章題をもじった『問題集』、大人の世界を子供の眼で面白おかしく描いた『パパママ研究』、自在な筋の発展から「ロシア児童文学初のハイパーテクスト」とも言われる長編『いろいろの話』など(いずれも邦訳なし)。また、ロシアで人気のアニメや映画のシナリオも数多く手がけている。
 
絵/ワレーリー・ドミトリューク
1940年ニジニ・ノヴゴロド(ロシア)生まれ。モスクワ印刷大学卒業。雑誌『児童文学』のチーフ・イラストレーターを20年にわたってつとめた。多数の子供の雑誌や本のイラストを手がけるほか、大人むけのユーモア雑誌『クロコダイル』の諷刺画家としても活躍、アニメ映画の製作にも関わるなど、活動は多岐にわたっている。
 
【目次】
ペーチカ、しずくを救う
ペーチカ、研究される
ペーチカ、ケフィアを作る
ペーチカ、粒子を探す
清潔が保たれた話
ペーチカのおじさん